2016年03月30日

勘違いの高度専門職ビザ

大家好!! (^_−)−☆

明天是年度末了。我想各位、過得一定很忙吧!!!

最近、私たち佐藤行政書士事務所では、いくつか高度専門職ビザのご相談をお受けしました。その中、共通して、誤解されていることがありましたので、ご紹介したいと思います(*^_^*)

高度専門職ビザには、(1) 高度学術研究活動、(2) 高度専門・技術活動、(3) 高度経営・管理活動と3つの活動類型があります。いずれかに当てはまれば、対象になります。

高度専門職ビザを取得されると、活動できる範囲が広がることは間違いありません。

しかし、たとえば、(2) 高度専門・技術活動に該当される方で、休日に、本業とは別の会社で、アルバイトや副業ができると勘違いされているご相談者の方がいらっしゃいましたが、これは誤解なんです。

それに、「ビザ」の前に、そもそも、一般的な会社では、就業規則によって兼業が禁止されていることが多いので、注意が必要です。

また、就業規則等の問題は別にありますが、「ビザ」の観点からは、(2) 高度専門・技術活動の方が、本業の活動と併せて、会社を経営することは可能です。

しかし、ここでも、多くの誤解があって、ここで言う経営活動は、本業と関連する事業でなければなりません。

ご相談者の中には、本業がIT技術者で、これとは別に、飲食店を経営しようと考えられている方もいらっしゃいましたが、これはできません。

(3) 高度経営・管理活動に該当される方が、事業拡大などで、新たに子会社を設立して、役員に就任されるケースなどが当てはまります。

それから、高度専門職ビザを持っていると、「転職の武器」になる、アピールできると話される相談者の方もいらっしゃるのですが、高度専門職ビザは、許可されたときの勤務先等を前提としていますので、転職をしてしまうと、ビザ変更手続が必要になってしまいます。

2016.3.30.jpg

そうそう、お客様から「お土産」を頂きました。

なかなか、全部をご紹介しきれないのですが、お客様から、いつも大切にしていただいていると、実感します。

お蔭様で、事務所は、いつも、美味しいお菓子や食べ物で、いっぱいです。心もお腹も満タンです。お客様、いつも、本当にどうもありがとうございます m(_ _)m

托大家的福、日本全国的土産品也記住了不少。
不過吃得太多(>﹏<)
posted by ビザ・バンク at 17:57| 行政書士秘書の日記

2016年03月23日

統計資料・・・続きです。

大家好(^^)

在我們佐藤行政書士事務所的東京、櫻花開花了。前幾天、天気還一直很冷、已経是櫻花的季節了 (^_^)V

ところで、日本に暮らす在留外国人が223万2189人(2015年末現在)で過去最多を更新した、と、先日報道されていました。

そこで、これに関連して、今日のブログも、先週に続き、統計資料を、もう少しご紹介したいと思います(*∩_∩*)

就職を目的として来日する場合には、技術・人文知識・国際業務ビザを取得する場面が多く見られます。この技術・人文知識・国際業務ビザについて、在留資格認定証明書の交付状況を調べてみました。

以下、2015年7月31日、法務省入国管理局発表「2014年における日本企業等への就職を目的とした「技術」「人文知識・国際業務」に係る在留資格認定証明書交付状況」です。

技術ビザと人文知識・国際業務ビザの在留資格認定証明書の交付を受けた方は1万8074人、前年比3904人(27.6%)の増加だったようです。その内訳は、次のとおりです。

■国籍/地域

1位:中国/香港・マカオを除く(4368人)
2位:インド(2212人)
3位:米国(1870人)
4位:韓国(1599人)
5位:ベトナム(1449人)

アジア諸国で全体の73.7%。ベトナムは前年比43.8%も増加しています。

■年齢

1位:20歳代(1万776人/59.6%)
2位:30歳代(5406人/29.9%)

■性別

・男性(1万2877人/71.2%)
・女性(5197人/28.8%)

圧倒的に、男性が多いです。

■職務内容

1位:情報処理分野(5081人/28.1%)
2位:教育分野(2142人/11.9%)
3位:翻訳・通訳分野(2017人/11.2%)
4位:技術開発分野(1862人/10.3%)

どれも技術・人文知識・国際業務ビザのメイン分野ですね。これらは、私たちの事務所でも本当に多く扱います。

■月額報酬

(技術系)
・20万円以上30万円未満(39.5%)
・30万円以上40万円未満(19.4%)

(人文知識・国際業務系)
・20万円以上30万円未満(56.1%)
・30万円以上40万円未満(7.7%)

■就職先企業の規模(従業員数別)

1位:10人以上100人未満(6054人/33.5%)
2位:10人未満(2799人/15.5%)
3位:1000人以上5000人未満(2734人/15.1%)

■就職先企業の所在地

1位:東京都(9329人/51.6%)
2位:神奈川県(2039人/11.3%)
3位:大阪府(1055人/5.8%)

関東地方が全体の71.7%、近畿地方が9.2%、中部地方が9%と続きます。

「技術」「人文知識・国際業務」的在留資格的認定証明書交付件数、比二〇一〇年増加約二倍。感覚到国際化正用惊人的勢頭発展(*^_^*)
posted by ビザ・バンク at 18:21| 行政書士秘書の日記

2016年03月16日

留学生の就職状況

大家好!!(^_^)/

留学生的各位、已是卒業的時期了。恭喜已就職的各位!!

卒業の季節ですね。留学生の皆様の中にも、いよいよ4月から新入社員の方がいらっしゃいますね。

おめでとうございます m(_ _)m

私たち佐藤行政書士事務所でも、留学ビザから就労ビザへの在留資格変更手続をたくさん受任しています。

そこで、今日のブログでは「留学生の就職状況」について、私たちの事務所で保管している統計資料を、簡単にご紹介します(^_^)v

以下は、2015年7月31日、法務省入国管理局発表「2014年における留学生の日本企業等への就職状況」です。

留学生から就職を目的として在留資格の変更が許可された件数は1万2958人だったそうで、その内訳は、次のとおりです(*^_^*)

■在留資格

1位:人文知識・国際業務(8758人/67.6%)
2位:技術(2748人/21.2%)

両者で、全体の88.8%だそうです。

■国籍/地域

1位:中国/香港・マカオを除く(8347人)
2位:韓国(1234人)
3位:ベトナム(611人)
4位:台湾(514人)
5位:ネパール(278人)

アジア諸国で全体の93.9%。ベトナムは前年比44.1%増だったそうです。私たちの事務所でも、年々ご依頼が増えています。

■職務内容

1位:翻訳・通訳(3190人/24.6%)
2位:販売・営業(3122人/24.1%)
3位:情報処理(1038人/8%)

販売・営業が翻訳・通訳とほとんど同じなのは、少し驚きました。

■月額報酬

1位:20万円以上25万円未満(6230人/48.1%)
2位:20万円未満(4162人/32.1%)
3位:25万円以上30万円未満(1347人/10.4%)

■最終学歴

1位:大学(5872人/45.3%)
2位:大学院(4483人/34.6%)

専修学校は、2130人(16.4%)です。

■就職先企業の規模

資本金10億円超の企業等に就職した方が2437人(18.8%)と最多ですが、資本金5000万円以下が6995人(54%)と過半数を占めています。

また、従業員数50人未満の企業等に就職した方が5267人(40.6%)と最も多いです。

■就職先企業の所在地

1位:東京都(6140人/47.4%)
2位:大阪府(1354人/10.4%)
3位:神奈川県(854人/6.6%)

以下は、愛知県、福岡県、埼玉県の順です。

這個統計数値、毎天工作的我也很有実感。提起越南、最近、来我們佐藤行政書士事務所相談的也越来越多!(^^)
posted by ビザ・バンク at 18:11| 行政書士秘書の日記