大家好!!!
各位、今天是「地図的日子」。大家是否知道伊能忠敬!?
佐藤先生から、先日の出張で、
札幌入管(
札幌出入国在留管理局)へ出掛けられた時の話をお聞きしました。
先生、在留資格手続のため申請窓口で待っていると、お隣の会話が耳に入ってきたそうです。
初めは気にしていませんでしたが、話が全く噛み合わず、声がどんどん大きくなるので、嫌でも聞こえてきます。
会話主は若手の入国審査官で、その相手はアジア系の女性だそうです。
先生によると、英語で、入国審査官の方がこの女性へ何かを尋ね、指示を出されている様子です。
しかし英語と言っても、この審査官はほとんど会話が出来ないようで、ただ英単語を並べるだけです。
佐藤先生も、横から聞こえてくる言葉(英単語)からは何を言っているのか、理解できません。
これに対して、このアジア系の女性は、世界的に有名な北海道の某リゾート施設に勤務されているらしく、ネイティブではありませんが、流ちょうな英語を話されます。
おそらくこの女性は日本語を話せないようで、英語で何度も尋ね返しますが、噛み合わない会話はずっと続きます。
ついに審査官は電子辞書まで持ち出されますが、それでも通じず、女性は「スミマセン、ワカリマセン」とたどたどしい日本語です。
具体的な手続内容は分かりませんが、先生、たまたま耳に入ってきた出来事に、複雑な気持ちだったそうです。
佐藤先生が、このお仕事を始められた20年以上も前、入国管理局には、乱暴な思い出がたくさんあると仰います。
提出書類の署名箇所を尋ねただけで、若手の女性審査官から「行政書士のくせに、そんなことも分からないのか!」と、正にこの言葉通りに、大声で罵倒されたこともあったそうです。
あの当時からすれば、いまの入管当局の対応は丁寧で親切です。この
札幌入管の審査官も、決して大声を上げたり、怒鳴ったりすることはありません。
だから、そのことはとても良いことだし、大きな進歩だけれども、外国人と窓口で直接接触する入管職員が、全く英語を話せず、ただ単語を並べるだけでよいのか、と複雑に思われたそうです。
入国管理局は、外国人を管理して、日本の安全・治安を守ることが重要な仕事なのですから、一人ひとりの審査官が正確に指示や要求を申請人である外国人に伝えることは最低限求められる職務能力だと思います。
今回の場面では、近くの先輩や上席の審査官がサポートすることもなかったようです。もしかしたら日本語と英語の堪能な方が近くで見ていたかもしれません。
しかし、佐藤先生「入国管理局の審査官を相手に、通訳を買って出るような人は、中々いないと思うよ」と。
日本の入国審査官は外国語を話すことが出来ない、と甘く見くびられてしまえば、それこそ日本の安全が崩れてしまうのではないか、心配です。
佐藤先生最喜歓的歴史人物。1800年的今天、从江戸(東京)的自宅出発、開始測量、一直到蝦夷地(北海道)。据説当時只有五十五歳 (^_^)V
posted by ビザ・バンク at 18:05|
行政書士秘書の日記