2025年10月22日

定住ビザと永住ビザの違い

大家好(^^)

佐藤先生、今天是在線研修会。剛剛結束(*^_^*)

今回は、私たち佐藤行政書士事務所で受任している定住者ビザの事案をご紹介したいと思います。

こちらのお客様から、佐藤先生が初めてご相談をお受けしたのは、今から15年くらい前のことでした。

定住者ビザと言うのは、法務大臣が個々の外国人に特別な理由を考慮して日本での居住を認める在留資格です。

この定住者ビザは、法務大臣が告示によって指定している場合と実務上認められる告示外の場合に区別することができます。

たとえば、告示に該当する場合は、日系人やその家族、連れ子ビザなどがあります。その他、私たちの事務所では、中国残留邦人やその親族も過去にご相談をお受けしたことがあります。

告示に該当していれば、在留資格認定証明書交付申請手続の対象になりますが、このお客様は該当しませんでした。

そのため、当時お客様は、短期滞在の観光ビザで来日され、90日の在留期間の中で、定住者ビザ在留資格変更手続を行いました。

あの時から、もう15年になります。定住者ビザの場合は、引続き5年間の在留を継続することで、永住ビザへ申請できるのですが、事情があって、最近も在留期間更新手続を申請しました。

ところで、定住ビザ永住ビザの違いについて、時々ご質問をお受けるすることがあるので、改めて佐藤先生にお尋ねしました。

先生「はっきりとした違いは在留期間だけ」と仰います。細かく見ると制度上の違いは色々ありそうですが、就労制限などの違いはありません。

実際、お客様も、お仕事や日常生活を送る上では、定住ビザでお困り事は無いようですが、今でも在留期限が近付くと不安な気持ちになるそうです。

この15年間の中で、僅か数えるくらいしか本国へ帰られていませんし、老後は年金を貰いながら、日本で過ごすと話されています。

現在、ますます永住ビザの審査は厳しくなる一方ですし、その傾向が代わる様子は今のところ見られません。

佐藤先生も「将来のことを考えると、しっかりと準備を進めて、なるべく早くに永住申請するほうが良い」と話されます。

私も、3年毎に在留期間の更新手続を行わなければならない定住ビザと在留期間が無制限となる永住ビザは全く違うように思います。

<お知らせ>
このブログ「秘書日記」は、毎週水曜日に、いつもUPできるように心掛けているのですが、来週は、担当アシスタントが休暇をいただきましたので、お休みします。

佐藤先生、下周出差去札幌!(^^)
posted by ビザ・バンク at 18:05| 行政書士秘書の日記

2025年10月15日

明日より施行です。

大家好!!(^_^)/

天気一下子変涼了・・・ (◎o◎)/

明日(10月16日)、厳格化された経営管理ビザの改正法務省令が遂に施行されます。

現行制度の6倍となる3000万円へ出資額が引き上げられたことが報道でも大きく取り上げられています。

この他にも、今回の改正省令では、常勤職員の雇用義務、学歴(経歴)要件や日本語能力要件などの新たな要件が加重されました。

ここ数年、私たち佐藤行政書士事務所でも、日本の不動産へ投資して経営管理ビザを取得したいというご相談が多数ありました。

とくに中華圏を中心に、日本は「500万円で古い家を買えばビザが手に入る」と話すお客様も多く、大阪に限らず、東京でも「民泊」が話題に上がります。

今回の改正は、ペーパーカンパニーや実態の伴わない民泊などの不動産経営に経営管理ビザの在留資格が悪用されている現状への抑制策です。

もっとも佐藤先生「この事態は、今に始まったことではなくて、経営管理ビザが、昔『投資経営ビザ』と呼ばれていた頃からずっと同じだよ」と仰います。

現行の経営管理ビザは、2015年4月1日より新たにスタートすることになりましたが、その元になるのが当時の投資経営ビザでした。

この投資経営ビザは、良く言えば自由度が高く活用しがいのある在留資格でしたが、反対に悪用しようと思えば、不正を助ける道具にもなりました。

当時、私たちの事務所にも、羽振りの良い社長様やお金に余裕のある男性方が飲食店等で知り合った外国人女性との関係を維持するため、この投資経営ビザのご相談が寄せられました。

表向きの事業計画はそれなりの体裁が整っていますし、金銭面での裏付けもしっかりしていますので、外見や表面上は全く疑う余地もないのです。

しかし一歩踏み込んで、佐藤先生が、1つ1つ丁寧にお聞きしていくとメッキが剥がれていくように実態が明らかに分かります。

同様のケースに共通しているのは、これから始めようとする事業の実務経験や経営管理に関する職業経歴が全くないのに、どうして多額の出資をして、この外国人女性に会社を経営させようとするのかが分からないのです。

それから、ご本人様(外国人女性)が大学卒業以上の学歴をお持ちでないのも、ほぼ全件共通して当てはまります。

技術・人文知識・国際業務ビザ(当時は、技術ビザと人文知識・国際業務ビザに分かれていました)を許可されるためには、大学卒業等の学歴要件を充たさなければならないからです。

仮にお目当ての女性が大卒者であれば技術・人文知識・国際業務ビザも候補に上がりますが、そうではないから、投資経営ビザに殺到せざるを得ないです。

おそらく今回の改正は、このような過去の様々な経緯や経験も踏まえて、厳格化の要件が決められたのだろうと思います。

佐藤先生も「単純に資本金を増額するだけでなく、実務的に良く練られている印象だよ」と話されます。

ただ反対に、大きくハードルが引き上げられてしまうのは諸刃の剣で、折角の起業の目を潰してしまうことにもなってしまいます。

私たちの事務所で、10年も20年も前から、創業以来ずっと担当させていただいている会社の社長様方がいらっしゃいます。

いまでは、大きく成長している会社でも、今回の厳格化された経営管理ビザでは、創業当時に要件を充たすことはできなかったように思います。

経営管理ビザが許可されなければ、起業するチャンスも無いし、会社が成長する可能性も摘まれてしまうように感じます。

小さな外国人社長様の会社が私たちの事務所の周りにもたくさん実在します。皆様、元気で活力ある良い会社です。

佐藤先生「この1つ1つの小さな会社は日本国の利益にも適っている大切な存在だよ」と仰います。本当に難しい問題です。

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お客様からお土産を戴きました m(_ _)m
こちらの社長様も創立以来のご関係です。
今期でマルマル10年を迎えました (^_^)V

据説日本在留外国人数達到了395万6619人(截至今年六月末)、創歴史最新高。
posted by ビザ・バンク at 18:01| 行政書士秘書の日記

2025年10月08日

異業種研修会[秋編]

大家好!! (^_−)−☆

佐藤先生、今天一天外出、還沒回事務所!!

今回は、以前このブログ「秘書日記」でもお話しました異業種研修会(>>こちら)の続きです。

佐藤先生、DIYの趣味が高じて、コロナ禍の頃、電気工事士の国家資格を取られました。

そして、さらにパワーアップして、今春には、泊り込みで、茨木県つくば市内の研修所へ出掛け、空調(エアコン)実践研修を受講されました。

今回は、その後の秋編で、先週1週間、またまたこちらの研修所へお邪魔して、もう1つ上級ランクに挑戦されてこられました。

先生、もう完全にアウェーでした・・・ (☍﹏⁰)。 座学で理論や手順を学んだら、専用工具や実機を使って、エアコンの据付工事を実習します。

その道のプロばかりで、職人の卵の皆様と一緒に取り掛かります。もちろん作業着と安全靴に着替えて、安全第一・指差呼称が最優先の世界です。

佐藤先生、電気工事士試験で勉強した知識を必死で頭から引き出そうとするのですが、頭で考えているようでは間に合いません。

普段とはまるで違う環境ですから、1日が終わると、ぐったり疲れ切ってしまいます。でも、全く異なる世界を体験できることには大満足のご様子です。

今回は、ちょっと事情があって「修了証書」は少し先延ばしになるようです・・・(>﹏<)

研修所の所長様と面談する機会もありました、佐藤先生の情熱や向上心をバックアップしてくださいます。

先生、所長様とお話して、さらに上級コースを目指す意欲が高まったようです・・・(◎o◎)/ 大丈夫でしょうか!?

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研修所の食堂にて、昼食1日目。

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2日目。

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3日目。

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佐藤先生を受入れてくださる研修所の事務方、所長様にも感謝の気持ちです。

佐藤先生的最終目標到底是那里?可能還要継続挑戦!(^^)
posted by ビザ・バンク at 18:08| 行政書士秘書の日記