2019年03月13日

技術・人文知識・国際業務ビザと学歴

大家好 o(^_^)o

這週的花粉症絶好調 (☍﹏⁰)。
佐藤先生、午飯請我吃海鮮丼、謝謝先生 (^_^)V

今日は、技術・人文知識・国際業務ビザと学歴要件についての話題です。

この技術・人文知識・国際業務ビザは、企業に就職して、専門的な業務に従事しようとする場合などに該当する在留資格になりますが、これが「許可」されるためには、一定の経歴要件を充たすことが必要になります。

とくに、技術系や人文知識系の業務では、この経歴要件として、一般的には、大卒などの「学歴」が求められます。

私たち佐藤行政書士事務所では、この「学歴」を巡って、様々な事案に出会ってきましたが、今回はその中の1つ、最近お受けしたケースをご紹介したいと思います。

私の母国中国では、実にたくさんの「学校」があります。もちろん学校の「数」そのものも多いのですが、種類というか名称も様々で、学校名だけでは、一体どのような教育機関なのか、よく分からないことがあります。

それに、正式な高等教育機関ではなく、単なる民間学校に過ぎないような学校でも、卒業(修了)すれば、立派な「卒業証書」や「学位証書」が授与されています。

おまけに、ここが中国的なのですが(>﹏<)、そこで発行される証書は、正式な高等教育機関から発行されるものとデザインがほとんど同じで、たくさん見慣れてきた人でなければ、区別することができないくらいです。

最近も私たちの事務所では、お客様から、このような「卒業証書」や「学位証書」が持ち込まれました。学位証書という名称が題にあり、〇〇学学士という表現もあります。

しかも、ご本人様の履歴書を見ると、この学校に4年間通学されていますし、卒業証書にも、その旨記載があります。さらに、成績証明書を見てみると、正式な高等教育機関が発行するのと同じ書式で、履修科目も同様です。

佐藤先生は、これまでにも、たくさん「証書」を見てきているので、何となく判断が着くのでしょうか。これらに目を通されると、表情が曇っているように感じました。

一方で、ご本人様が、実際、この学校に4年間通われたことは間違いないだろうし、ここを卒業(修了)されたことも疑いはないと思います。

ですので、日本側で受け入れようとされるお客様にとっては、こちらの学校が一体どのような学校なのか、とても関心があります。技術・人文知識・国際業務ビザにおける学歴要件が充足される可能性があるのかも含めて、しっかり調査していくことになりました。

早速、中国側での調査を進めていったところ、所在も含めて、学校概要が把握できましたので、日本から担当部署へ電話をしました。しかし、何度、電話を掛けても、一向に繋がりません。

そこで、次に日本の行政書士事務所であることを明示して、正式に、この学校を管轄する現地の中国教育委員会へ照会を行いました。

教育委員会からの回答によると、この学校は、非学歴(=学歴の対象とならない)校であって、日本の養成学校と同じような位置付けとのことでした。

従って、ご本人様の中国内での最終学歴は「高校卒業」で、履修科目も単位として認定されるものではないと説明がありました。

お客様にも、この調査結果を踏まえて、技術・人文知識・国際業務ビザにおける学歴要件を充たすことはできないことを報告しました。

私たち佐藤行政書士事務所では、こう言ったケースを、これまでにも何度か経験しています。

今回のケースは、嘘を付き学歴詐称しているとか、卒業証書や学位証書を偽造しているという場面ではありません。

ご本人様は、その学校に4年間通学して、大学か、少なくとも大学同等の教育機関を卒業したと自覚されています。

結論としては、はっきりしていますが、何とも気持ちの中では、すっきりしない結末です。

佐藤先生、現在開始有顧客来、有重要的会議。一直到晩、辛苦了!(^^)
posted by ビザ・バンク at 18:04| 行政書士秘書の日記