2020年09月09日

同じ事案!?・・・その2

大家好!! (^_−)−☆

今天是九九重陽節。在日本現在重陽節的存在感很低、不過在从前有一辺賞菊、一辺祈願長寿的習慣(*^_^*)

前回のブログ「秘書日記」では、“同じ事案!?”というテーマを取り上げてみました。

知人や友人の方から、ビザの手続なんて全然難しくないし「同じ事案」なのだから、簡単に許可されるとお聞きしたお客様です、配偶者ビザの例をご紹介しました。

私たち佐藤行政書士事務所でお受けしているご相談の中には、就労ビザの場面でも、これとよく似たケースがありますので、引続きご紹介したいと思います。

ご相談をお受けしましたのは、英会話学校に勤められているイギリス人女性のお客様です。

元々お客様は別のビザで滞在されていましたが、数年前、英会話学校を運営する会社様に就職が決まり、技術・人文知識・国際業務ビザ在留資格変更手続を行いました。

しかし、会社との間で授業方針が合わず、すぐに辞めてしまいました。お客様は、母国へ帰ることも無く、何年か経って、日本国内に転職先が見付かりましたが、その時点では、お客様の在留期限は目の前まで迫っていました。

このような事案で、ご依頼内容は在留期間更新手続です。転職先会社の社長様は、ビザの問題をとてもとても心配されていますが、当のご本人様は、何も心配している様子はありません。

ご本人様曰く「だって、前回就労ビザへ変更するときは、卒業証書を用意しただけだから」と。会社に全て申請手続を任せて、あっという間に「許可」されたそうです。

前回簡単に許可されたし、今回の職務内容も英会話講師で「同じ事案」だから、簡単に「許可」されると仰います。

佐藤先生「ここでも重要なポイントは、やはり“同じ事案”と言うことなんだ」とお話されます。

前回、在留資格変更手続を行い、技術・人文知識・国際業務ビザが許可された時、お客様が就職された会社様は、地元でとても名の知れた大企業です。英会話教室のほかにも様々な事業を展開し、外国人も多数採用しています。社内にはその専門部署まであります。

佐藤先生が前回申請時の様子を詳しく調査されたところ、入国管理局へ提出された資料は、卒業証書くらいで、採用理由書や労働条件を示した書類さえも無かったようです。

これで足りたのは会社の規模が大きく、これまでの申請実績や外国人採用状況を見ても、審査上問題になりそうな点が無かったからだと思います。

その一方で、今回申請する転職先の会社は、まだまだ、とても若い会社様です。エネルギーに満ちた魅力的な会社ですが、単純に規模を比較すれば、象と蟻の違いです。

しかも、入管法には、正当な理由なく、在留資格に基づく活動を3ヵ月以上行わないと、在留資格取消の対象となることが定められています。

お客様は、前回、技術・人文知識・国際業務ビザを許可された後、すぐに前の会社を退職されています。ご本人様からお聞きしていると、何故退職されたのか、これまで、どのように過ごされて来たのか、よく理解できますが、入国管理局の審査官には何も事情が分かりません。

職務内容が英会話講師という点が共通でも、それだけで簡単に技術・人文知識・国際業務ビザが許可されることはありません。

佐藤先生「やはり、一般の方が見ていることと専門家の視点は違う」と。

一般の方からは「同じ事案」に見えても、専門家の先生が見れば、決して「同じ事案」ではないのです。

それでも先生、やはり流石だな、と改めて感心します。こちらのお客様、今回の在留期間更新手続でも結果は「許可」、しかも3年です。

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お客様から戴きました。真的很感謝 m(_ _)m

佐藤先生、対不起!!!
只給看了一眼、佐藤先生連一個都没吃呢・・・ (◎o◎)/

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在留資格取消事由
posted by ビザ・バンク at 18:32| 行政書士秘書の日記