2020年10月14日

10年ビザ!?

大家好!!!

佐藤先生、今天从中午一直外出、剛剛才回事務所(*^_^*)

久しぶりに、あるお客様からご連絡をいただきました。

会社の責任者様からで、オンラインでミーティングをされたいとのことです。

佐藤先生も「ビザ更新手続までは、まだ大分時間があるし、どうしたのかな」と心配のご様子です。

こちらのお客様は、ゴルフやテニスなどのスポーツ学校を運営されている会社様で、プロ選手を養成したり、プロ選手のパーソナルトレーナーも担っています。

その中に、外国人のトレーナーが在籍されていて、私たち佐藤行政書士事務所で、ビザ申請手続を担当させていただいています。

お客様はアメリカ人、日本人の会社責任者様も同席されて、佐藤先生とオンラインで久しぶりのご対面です。

お客様は、来日前、世界中で誰もが知っているアメリカのスーパー選手が設立したプロ選手養成機関でトレーナーをされていました。

この養成機関には、未来のスーパースターを目指して、世界中から優秀な人材がたくさん集まります。

10年も前の出来事ですが、そんなお客様に目を付けられたある日本のスポーツ関連企業が、お客様を日本へ呼び寄せました。

そして、このビザ申請手続を担当したのは、入管法分野で著名な行政書士事務所でした。

しかし、ここで大きな問題がありました。この行政書士事務所は、お客様の仕事内容を「通訳翻訳」としてビザ申請手続を行なったのです。

理由は簡単で、スポーツトレーナーで「許可」を得ることが難しいからと、先生、仰います。

もちろん、お客様はスポーツ指導に係わる業務を行う為に、日本行きを決意されたのであって、「通訳翻訳」が仕事ではありません。

来日後、直ぐに何か様子がおかしいと気付いたお客様は、当時、ほぼ日本語も分からないまま、必死でインターネットを調べたそうです。

そこで、現在も勤務しているお客様の会社を見付けて、働きたいと志願されました。

当時、お客様の会社は、外国人を採用した経験はありません。しかし、お客様の経歴、何と言っても、世界的に超有名なプロ選手養成機関の出身者です、喉から手が出るほど採用したい人材でした。

そこで、旧知の佐藤先生へご相談がありました。先生、初めてお会いしたときのお客様の言葉を今でもはっきりと覚えている、と仰います。

お客様「私、英語の先生するために日本へ来たんじゃない」と、たどたどしい日本語で語られました。

佐藤先生は、このプロ選手養成機関のことはよく知りません。しかし、創設者のスーパースターの名前は当然分かりますし、その機関が輩出してきた人材を知れば、最高に権威のあることも理解できます。

先生「このままお客様をダメにしてしまったら、大変な損害だと思ったよ」と、何が何でも「許可」を掴まなければと覚悟されました。

お客様がトレーナー業務を行なえるようにするためには、スポーツ指導に係る技能ビザを許可されなければなりません。しかし、この技能ビザを許可されるのは簡単なことではありません。

実際に、在留資格変更手続の準備を始めてから結果が出るまで1年以上掛かりました。申請後も、何度も何度も、入管当局との間で書面の応酬がありました。先生「まさに喧嘩書面だったよ」と思い出されます。

当時、アメリカはオバマ大統領でしたので、先生、お客様と会うたびに「Yes we can!」と冗談を言って、励まされていました。

会社の責任者様も「ビザを手に入れるのが、こんなに大変だとは分からなかった。せめてアメリカへ帰る前に、日本に良い思い出を残してあげたい」と、完全に悲観的です。

そんな思い出いっぱいのお客様です。先日のオンラインミーティングの席で、ぽつりと「10年ビザ」と仰います。

先生、直ぐに記録を見ると、お客様が上陸されて、あともう僅かで10年になるのです。お客様の言われている「10年ビザ」というのは永住ビザのことだと気付きました。

あれから、もう10年が経とうとしています。あまりの早さに驚くと同時に、全員が諦めずに掴んだ「許可」です。

今でも、大切に仕事を続けられている姿に、感謝の気持ちでいっぱいになります!(^^)

在看資料時、看到離年末還有「79天」的記録。真是惊人的速度、実在是太快了(>﹏<)
posted by ビザ・バンク at 18:02| 行政書士秘書の日記