2022年07月13日

「不許可案件」のご相談。

大家好!!!

佐藤先生、从札幌出差回来了(*∩_∩*)

最近、私たち佐藤行政書士事務所では「不許可案件」のご相談が増えてきています。

ご本人様で申請されて「不許可」となってしまい、その後、お問い合わせをいただく場合です。

例えば、外国にいる奥様を呼び寄せようと、日本人のご主人様が、自ら在留資格認定証明書交付申請を行なうような場面です。

ご自身で申請されて「不許可」(不交付)になってしまうと、申請先の入国管理局へ出向いて、不交付の説明をしてもらうことができます。

佐藤先生「説明と言えば説明だけど、昔から全然変わらないから」と、かなり口が重いです。

入国管理局側からは、やはり効率的に事務を行わなければなりませんから、1件あたりに多くの時間は掛けられないと思います。

先生「1人あたり1分くらいかな、5分も話ができれば長いと思うよ」と。

これでは、専門家でもないご本人様では、何を言われたかも分からないまま、あっという間に終わってしまいます。

それに、佐藤先生「もっと重要なことは、話の中身だよ」と、続けられます。

とくに東京入管などの大規模庁では、担当審査官とは別の審査官が説明することがあります。ですので、個々の事案ごとに詳細部分までは把握し切れていないかもしれません。それに、審査上の理由等で、核心部分までは触れられないことも考えられます。

ですので、よくある一般的な類似事例を挙げたり、表面的な説明に終わることも十分あり得ると思います。

専門的な知識や実務経験が無ければ、審査官からの説明に対して疑問を指摘したり、反論して、自己に有利な点を引出すこともできません。

もう何年も前の出来事ですが、佐藤先生、ある地方の入国管理局で、担当の上席審査官と2時間以上にわたり議論されたことがあります。

お蔭で、帰路の飛行機に乗り遅れてしまったのですが、真剣に意見交換できたことは価値があり、次回申請にも繋がりました。

最近のお問い合わせでは、入局管理局で、今回の申請で提出した○○の書類がダメだから、次回は△△の書類を用意して提出するように言われた、△△の書類を作成してほしい、とご連絡をいただくことがあります。

しかし実際に、佐藤先生がご相談をお受けしてみると、状況が全く違うことはよくあります。次回申請で、△△の書類を提出したところで、再び「不許可」になってしまうだけです。

このような事情は「10年以上も前から、何も変わっていない・・・(`д´ ╬ ) 」と、先生。

いずれにしろ「不許可案件」のご相談は、まずは入国管理局で言われたことを鵜呑みにしないところから始まるように感じます。

今天、過一会儿参加消暑的餐会。
時隔好久的居酒屋真的好開心 (^_^)V
posted by ビザ・バンク at 18:07| 行政書士秘書の日記