2023年09月13日

不動産投資と経営管理ビザ

大家好(^^)

今天是「世界法律日」。我完全不知道(>﹏<)

皆様「経営管理ビザ」と言うと、どのようなイメージをお持ちでしょうか??

大企業の社長様や中小企業のオーナー社長様、それに大学卒業後にベンチャー企業を創業された留学生の方もいらっしゃいます。

ところで、私たち佐藤行政書士事務所では、最近の経営管理ビザでご相談が多いのは、移民希望(!?)のケースなんです・・・ (◎o◎)/

中華圏のご出身で中高年の方々、高学歴で、収入や財産もそれなりに築かれているお客様です。

ご家族で日本へ移住したい、ご子息に日本の教育を受けさせたいというご希望が強くあります。日本への留学経験をお持ちだったり、日本語を流ちょうに話される方も少なくありません。

ただ、日本企業への就職を目指されている訳ではなく、日本の不動産へ投資することにより、経営管理ビザ高度専門職ビザを取得したいというお考えです。

これには1つ理由があって、経営管理ビザを許可されるためには、500万円以上の事業規模であることが要件とされていることと関係します。

ほとんどのお客様は「500万円以上の事業規模」が要件となることをご存知ですので、500万円で日本の不動産を購入したいと話されます。

購入した不動産を運用すれば、家賃収入を得られるから、それで経営管理ビザを取得できる(したい)と仰います。

これまで、私たちの事務所でも、不動産投資の会社を経営される外国人の方が、経営管理ビザを許可されているケースを扱ったことはあります。

しかし、投資規模が全く違います。桁が1つどころではなく、何桁も違います。500万円の不動産へ投資しても、そこから得られる家賃収入は限られます。

余程、特別な事情がなければ、500万円の不動産から得られる家賃収入額では、日本でのご家族の生活費を賄うことは難しいだろうと思います。

事業活動で得られる収入で、安定的に生活費を賄うことができなければ、経営管理ビザが「許可」されることを期待できません。

かなり盛り上がっているお客様もいらっしゃいますが、まず一旦はクールダウンして、冷静になることを強くお勧めします。

佐藤先生も「更新できなければ、全く意味がないよ」と話されます。

仮に、運良く(!?)経営管理ビザが「許可」されたとしても、1年後に在留期間を更新できなければ、悲劇が大きくなってしまいます。

2023.9.13.jpg

湖北省出身のお客様からお土産を戴きました。太謝謝了。

中国人の皆様、ご存知ですか??
遼寧省出身の私は、初めてでした (^_^)V

新冠以来、四年来第一次回家。
我也好久沒有回家了・・・ (☍﹏⁰)。
posted by ビザ・バンク at 18:11| 行政書士秘書の日記