大家好(^^)
各位、知道今天是何日嗎??
佐藤先生、出入国在留管理庁から発表された統計上の数字が気になられるようで、最近この話題を何度もされます。
と言うのも、先週13日に出入国在留管理庁は3件の統計資料を発表し、マスコミ各社でも大きく報道されました。
この3件の中でも、報道では「今年上半期の外国人入国者数が前年比約17倍」とか「外国人入国者1000万人超」と、今年上半期に日本へ入国した外国人が、昨年と比べて約17倍、1100万人を超えたという話題を大きく取り上げています。
たしかに「インバウンド」とか「外国人観光客」は今のキーワードですし、何よりも「17倍」や「1000万人」という単語にはインパクトがあります。
ただ、佐藤先生が盛んに話題にされているのは、この外国人入国者数のことではありません。
先生は、同時に発表されたもう一方の統計資料で、今年6月末現在における在留外国人数のことが気になられるようです。
今年6月末時点で、日本に住んでいる在留外国人は322万3858人で、日本の歴史上、過去最多になります。この半年の間にも約15万人が増加しています。
コロナ禍の下では、在留外国人数は2期連続で減少しましたが、昨(2022)年末には逆転し、300万人を超え、今回の発表でも過去最多を更新しました。
10年前(2013年末)の在留外国人が206万6445人ですから、この10年間で1.5倍以上に増加しています。人数で見ると115万7413人になりますが、これは仙台市の人口を超えます。
佐藤先生、この10年の間に、仙台市の人口を超える外国人が、日本で新たに住み始めたということだから、これは、とても大きな数字だと仰います。
それから、この発表された統計資料では、国籍別の在留外国人数も分かるのですが、ベスト3は中国、ベトナム、韓国の順になります。
中国→ベトナム→韓国と並ぶと、なんとなく、そんなものかとも思うのですが、しかし、よく読込んでいくと、様々なことが分かってきます。
第1位の中国は、今年6月末時点で78万8495人ですが、10年前(2013年末)は64万9078人で、増加率は約20%です。
これに対して、第2位のベトナムを見ると、今年6月末時点で52万154人、10年前(2013年末)が7万2256人ですから、なんと6倍以上も増加しています。
さらに、第3位の韓国では、今年6月末時点で41万1748人、10年前(2013年末)が48万1249人なので、増加どころかマイナスになっています。
国籍別の上位3国ですが、数字をよく読んでいくと、その傾向や特徴が全く違うことが分かります。
佐藤先生は、いつも報道された数字だけではなくて、その原典に当たることが大切だと仰られていますが、その通りだと思います。
このブログ「秘書日記」では、これ以上の考察は踏み込みませんが、どうして、上位3国にこのような違いが生まれるのか、背景を探るとさらに理解が深まります。
それから、この統計資料では、国籍別だけではなくて、在留資格別にも在留外国人数が発表されています。
同じように分析していくと、いまの日本にはどのような外国人材が滞在しているか現状が分かるだけでなく、将来、どのような外国人材が求められるようになるか、増えていくのか、様々なことが見えてくると思います。
今天恰好是統計的日・・・ (◎o◎)/
正好的話題、不知佐藤先生可否知道!?
2023年10月18日
日本の歴史上、過去最多。
posted by ビザ・バンク at 18:08| 行政書士秘書の日記