2023年10月25日

在留カードの「就労可」

大家好!!(^_^)/

佐藤先生、今天、从現在開始外出参加会議。
一直到很晩辛苦了 m(_ _)m

先日、ある会社の社長様からご相談をいただきました。

こちらは、数名の外国人従業員を雇用している会社様で、ここ最近、外国人材を積極的に採用されています。

ちょうど今頃、最初に採用された外国人の方々が、段々と在留期間更新の時期を迎えるようになり、様々な問題が起こっているようです。

そこで会社内でも、入管法や実務の情報を収集したり、担当者様が熱心に勉強されていらっしゃいます。

しかし、勉強を進めれば進めるほど、会社内の様々な問題点に気が付き、このままでは大変な事態になってしまうと危機感をお持ちです。

守秘義務の関係から、具体的な事案については触れることができませんが、広く参考になる事例ですので、少しご紹介したいと思います。

そもそも、こちらの会社様が外国人を採用するようになったのは、ある人材紹介会社様がきっかけだったそうです。

当時、外国人を採用したことも無く、何も分からないまま初めての外国人材を雇用しました。

人材紹介会社様からは、ご本人様の在留カードを示されて、ここに「就労可」と書いてあるから問題ないと説明を受けました。

当時はそんなものかと、あまり気にもしませんでしたが、その後、外国人従業員の人数が増えていき、社内での重要性が高まってきました。

このまま気掛かりな在留資格上の問題を放置すれば、いつかは全員が在留資格を失い、就労できなくなる心配があります。

そうなれば、会社は業務が回らなくなり、倒産してしまう。それほどまで重要性が高まっていました。

佐藤先生「以前にも、類似の事案は何度かあるね」と仰います。

そうですね、上場企業様や有名大企業様でも、5年くらい前までは、このようなご相談が多くありました。

皆様、在留カードに「就労可」とあるから問題ないと、人材紹介会社様の説明を鵜呑みにされているご様子です。

しかし、これはとて専門性が高い分野ですし、在留カード上の数文字だけで、必ずしも判断できる訳ではありません。説明している側が、どこまで正しく把握できているかも不明です。

だからと言って、雇用する側が責任を免れるはずはなく、コンプライアンス上の深刻な問題へ発展したり、犯罪となる危険もあります。

本件では、社長様をはじめ、かなり意識が高まってきていますので、会社内での協力体制も大いに期待できます。

佐藤先生も「簡単ではないけど、1〜2年くらい掛けて、きちんと情報を整理して、手続を準備していこう」と。

時間も労力も掛かる骨の折れる難題ですが、先生、どうやら受任される覚悟のご様子です。

私たち佐藤行政書士事務所職員一同も、しっかりと会社様・外国人従業員様をサポートして参ります。

対了、今天是発工資日!!太謝謝了 (^_^)V
posted by ビザ・バンク at 18:03| 行政書士秘書の日記